FIOはLilyPad Arduino v1.6から派生してデザインされたArduino互換機です。リチウムポリマー電池に接続でき、USBから給電する充電回路も内蔵しています。また、ボードの下面にXBee用のソケットがあります。(funnelサイトから引用)
通常FIOは、無線が搭載されたGainerのような使い方をします。また、funnelサーバを介しての操作になります。
でも、私は、
①折角Arduinoの機能を持っているのでそれを活かしたい
②Xbeeシールド+Arduino+Xbeeよりもコストが安い(だいたいXbeeシールド分安い)
③Arduino DuemilanoveとXbeeシールド+Xbeeよりもコンパクト
④funnelサーバを介さず、操作したい(サーバ用に新たに記入ルールを覚えるのが億劫)
⑤スタンドアローンで成立させたい
こんな思いから、FIOを通常のArduinoで使えないか試してみました。
ただし、基本的な仕様はLilyPadベースということなので、3.3V電源、8MHzの動作、ATmega168などのスペックでは、不十分、不便という方は、普通にXbeeシールドで構築した方がいいかもしれません。
FIOのセッティングは、Funnel.ccサイト(http://funnel.cc/Hardware/FIO?userlang=ja)を参考にしてください。やや情報不足気味なので、こちらも参考にしてみてください。私は、最初どうやってFIOにプログラムをUPLOADすればよいか分からず、苦労しました。まずは、通常の使い方を試してからの方がスムーズかもしれません。
http://www.hara3.net/blog/2009/02/funnel-set-up.html
前置きがながくなりましたが、やり方はとても、簡単でXbeeの設定変更だけですぐにできました。なお、Xbee+FIOを2つにしても問題なく動作しました。(いろいろ試行錯誤してやっとできました・・・)
ちなみにwindowsの場合は、X-CTUというツールを使うと、Xbeeの設定がやりやすくなります。ターミナルでコマンド打つよりは、楽なインターフェースです。状態も分かりますしね。ダウンロードはこちら。無料です。
http://www.digi.com/support/productdetl.jsp?pid=3352&osvid=57&tp=4&s=316
その中で、今回設定したのは、
親Xbee(Xbee Explorer USB側)
ID:1234
CH:C
MY:1111
DH:0
DL:FFFF
BD:4(19200bps)
子Xbee(FIO側)
ID:1234
CH:C
MY:2222
DH:0
DL:1111
BD:4(19200bps)
設定の参考にさせてもらったサイトです。
建築発明工作ゼミ2008
http://kousaku-kousaku.blogspot.com/2008/10/arduinoxbee-shieldprocessingxbee.html
これは良さそうだね!
返信削除こちらはTouch Shieldが届いたので
色々と遊んでいるところです。
最近FIOがArduinoIDEからプログラムアップができるのを知りました。FIOは無線を前提としているため、Arduinoとは気持ちよく使い分けできそうですね。
返信削除モジュール自体が小さいし、屋外用ですかね。
tobiasさん
返信削除polanetさん
次回授業のときに、時間があったらお見せしますよ。
ちなみに、昨日、Ethernetシールドがきました。webとかサーバーとか詳しくないので、いま昨年のブログ見ながら格闘中です。ネットワーク関係まったく未知の世界なのでちんぷんかんぷんです。今度教えてください。
実はネットワーク関連の知識は僕もあまりないので、今
返信削除僕もイーサネットシールドであれこれやっています。
ethernet library はサーバにデータを送るまではやれるのですが、データを受け取ってテキストファイルに保存するのは借りてるレンタルサーバ側に設置したプログラムでやらなければならないので、そのあたりならば近々アップする予定です。