このブログへの投稿/アップロードについて(コメントは誰でも、投稿は受講者+スタッフのみ)
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ArduinoやProcessingについては「建築発明工作ゼミ2008」の方にまとめてあります。
秋葉原の電子工作マップ、Arduino販売店についてはこちら。 :

2010年5月30日日曜日

工作ゼミ:6/12(土)

次回6/12(土)から「工作ゼミ」を開始します。
「工作ゼミ」では、Processingを用いたプログラミング、Arduinoを用いた電子工作を行います。
進行中の各自のプロジェクトにおいて、必要に応じてパソコン上のProcessingプログラムとArduinoに接続したセンサやアクチュエータを連動させたり、ワイヤレス通信で遠隔操作したり、ネットワーク通信でインターネット越しに操作を可能にします。

まずはProcessingをつかったプログラミングから開始したいと思います。

6/12(土)必要なもの:
・各自のパソコン(Webカメラ内蔵もしくは外付けがあると望ましい)。
・Processingの最新版(v1.1)をダウンロード/インストール。

尚、Processingのインストール方法については、こちらを参照して下さい。
その他、ProcessingやArduinoに関しては「建築発明工作ゼミ2008」を参照してみてください。
あるいは、去年の記事の概要ヒントを読んでみて下さい。

農業(2010/5/29)

今回の授業(農業)では、剪定の演習、課題の講評、現在の農業事情についてのディスカッションが行われました。

屋上に植えたナス、トマト、キュウリで実際に作業しながら、剪定の仕方や追肥の仕方についての講義が行われました。




















講評の様子



データブック 食料(岩波ブックレット)を参考に、今日の食料事情から始まり、政治、経済など幅広く議論が行われました。

2010年5月29日土曜日

進歩報告+デザインフレームワーク 5月29日 早崎


○野菜の成長具合

トウモロコシ

















ピーマン

















トマト

















キュウリ


















○サンプル1(矯正、接ぎ木)

一本の木の枝を曲げて窓の日よけとして利用している。

















キャベコン(大根の葉の部分にキャベツを接ぎ木)



















○サンプル2(様々な機能を持った昆虫、動物の巣)

シロアリの塚
シロアリは社会性昆虫と呼ばれ、オーストラリアでは設備機能を持った巨大なアリ塚が多く発見されている。自分たちの卵から出る熱や外の風を利用して、塚内の酸素、二酸化炭素、湿気、熱をコントロールしている。それらの情報をフィードバックしながら、塚は風の速い上方へと成長し、高い物では4m以上にもなる。
























ビーバーの巣
自分たちで組み立てたダムによって巣内の水位を調節し、巣は換気口も持つ。内壁は泥で補強され断熱材にもなっている。















キムネコヨウジャクの巣
(http://www.i-younet.ne.jp/~basaract/nest.html)













































オオヒメグモの不規則網
(http://homepage3.nifty.com/~hispider/spiderwebbook/ikedah/webtype.html)























アシナガサラグモのドーム網























ユノハマサラグモのドーム網
























○サンプル3(建築物)

バンブーパビリオン1
生きた竹にスラブを挿入し、パビリオンにしたもの。
(http://davidamadorgarcia.wordpress.com/category/architecture/)











バンブーパビリオン2
中心に位置する竹で組まれた柱を軸に、周囲の竹の張力を利用し屋根をかけたもの。
上のサンプルのように、生きた竹を使って同様の構築物を組み立てる事もおそらく可能。
















竹細工
表面が構造体となってヴォリュームを作り出している竹細工。


[進捗報告]一週間いきのびれる畑




[ハイライト]


トマトが成りました






















きゅうり乱咲

























[各植物の生育状況]


トマト、ナス


























胡瓜、ゴーヤ



























枝豆、パプリカ























南瓜、西瓜




















空芯菜



























[外から撮ってみる]










































//


パプリカにアブラムシが発生したので、(石鹸+水+油)の混合液で駆除しました

定点観測カメラを設置し、ブラウザから現在の状態を確認できるプログラムを作成しました
http://altbalance.com/outliving/ (環境によってはデータの読み込みに少々時間がかかるかもしれません)




密閉環境の変化をしらべる

密閉環境での変化を調べてみました。























 水の場合




















トウモロコシの場合              土の場合

水だけの場合は水滴が袋の表面に現れず、トウモロコシ、
土の場合は水滴が現れます。
水滴の量はトウモロコシの方が多いようです。
ただ、空気の量の変化は微量です。


装置も試作してみました。
























空気の圧力の変化で右の写真の開閉部分が動き、空気を交換します。
しかし、空気の量の変化自体はわずかなので、もとから空気を入れて圧力を加えておくとか
内部の湿度変化に応じて作動する換気扇のようなものを付けるなどしてみたいと思います。


















  




















あと、アイスプラントとつるなしインゲンを植えました。もらったトウモロコシも(おそらく)順調に育ってます。
















納豆(5/29)

大豆大好き納豆菌は、なぜか大豆よりも稲ワラに多く付着している。
自然界で納豆菌が糸を引くほど大豆を貪り食う(分解する)ことはなく、納豆にするには大豆と菌を人間が仲介してやる必要がある。


First Contact (第一 接触):

納豆を実際に作ってみます。

今回は発砲スチロールにお湯を入れたペットボトルを入れて発酵に適した環境を作り出します。 初めてなので難易度の高い稲ワラではなく、市販の納豆と東急ハンズで購入した納豆菌を使うことにしました。

①乾燥大豆を一晩水につけます。

②煮豆を作ります。
普通の鍋だと数時間かかるので、圧力鍋を使いました。
水で戻した大豆を圧力鍋で強火で10分、弱火で10分加熱し。火を止め10分放置しました。(ちょっと煮すぎたかも)

③煮豆を作っている間にペットボトルに熱湯を入れ、発泡スチロールに入れることで50~40℃の環境をつくりだします。



③指でつぶして潰れるくらいになったら熱いうちに大豆と納豆菌を混ぜます。

左:納豆菌をふりかけたもの、右:市販の納豆を混ぜたもの

④20時間程度発酵させます。
温度計で監視し、お湯の温度が40℃を下回ったらお湯を入れ替えます。

 

50~40℃が最適なのですが、途中外出したり、睡眠とったりした為、

実際には何度か室温近くまで落ちこんでしまいました。(計3回お湯の取替えを実行)
20時間後

左:市販の納豆が小さく干からびている。表面が微かに白い。
右:納豆菌を使ったほうは表面がびっしり白くなっている


⑤一日冷蔵庫で寝かせます。(発酵を止め、酵素による熟成を促すため)


⑥食べてみます。
市販の納豆を使ったほうは粘り気がすくない割りに、匂いがあやしかったので、一口で止めました。
右の納豆菌を使ったほうは菌が多すぎたのが、風味がいまいちでした。
観察用の透明コップで作ったもの(納豆菌使用)が一番おいしかったです。


Device(装置):
まずは環境の変化を記録したいと思う。

発酵中は想像以上に納豆の匂いが部屋に充満していた。
発酵器を土で覆ってその上にハーブでも植えようかと思うほど。

2010年5月28日金曜日

豆腐くん(仮) 実験01


クッキングトイ 豆腐くん(仮)

豆腐の作り方を調べた結果、簡単に2つの行程に分けられると解った。
1.大豆から豆乳を作る。
2.豆乳とにがりから豆腐を作る。

まず、2の行程について。
クッキングトイの特徴として加熱処理は電子レンジなどの火を使わず簡単なものがある。
そこで、2の行程について電子レンジで豆腐がつくられる商品の見つけたので試してみた。
こちらで購入、(有)とうふ屋

「HOとうふ」











添付のにがりを入れて混ぜた











出来上がり











できたての豆腐は温かくてとてもおいしかった。湯豆腐とも何か違うおいしさがあった。

次に「HOとうふ」とは別に豆乳とにがりも購入して、どんな容器でも電子レンジで豆腐が作られるか試してみた。

まずは、一般的な陶器で試してみたところ成功。











次に、レンジ対応のプラスティック容器(ご飯用)を試したところ、こちらも成功。











今回の一連の実験では豆乳とにがりの比率を毎回適当にしてしまったので、適切な容器を見つけるところまでは出来なかった。
今回解ったことは、電子レンジに対応していればどんな容器でも一応、豆腐が作られるということに留まってしまった。
ただ、感覚的な問題として、固く仕上がったほうがうれしいことは解った。(結構、大事)

今後、2の行程については
・豆乳:にがり
 今回は、計量せずに実験してしまった。
 毎回、にがりを豆乳に混ぜているときの感触が違ったのでかなり比率にバラツキがあったはず。
 次回からは、計量と記録をきちんとやる。

・加熱時間(蒸らす時間も)
 豆乳:にがりとの兼ね合いを含めた実験が必要。

・豆乳濃度
 1の行程の実験次第。
 ただ、豆乳濃度は豆乳:にがりなどにも関係してきそうなので、先に1の行程の実験を行い、一定の濃度の豆乳を 自分で作れるようになってから、2の行程の実験を行った方がいいと思われる。

・器の形状
 前述のように毎回、環境が変わってしまっていたので何とも言えないが、熱の伝わり方がなるべく均一の方がよい かもしれない。
 今回は、プラスティック容器での実験の際、上と下の豆腐の固さが、かなり違っていた。



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