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2010年5月1日土曜日

5月1日 課題発表 漆崎





庭を持たない下町の家々での植物の楽しみ方といえば、


もっぱら路地に並べた植木ですが、


それが近所の人々との交流のきっかけになることもあるでしょう。





中でも、夏の路地の植木といえば朝顔。









ところで、江戸時代には変わった朝顔の品種改良に


皆が夢中になった時期があります。


個人的に、ここら辺の植物への偏執的な愛情に興味があるので、


今回は、いろいろな朝顔を育てつつ、


さらには、この試み、思い、などなどが近所の人々に


どのように伝心していくかを見てみたいと思います。




限られた枠組みの中での微細な違いに関心を抱く心理とか、


17世紀のオランダで起こったチューリップバブルとの比較とかを見てみるのも


良いかもしれません。










【計画1】


道路に面したバルコニー一面に朝顔を育てる。


日々伸びてゆく蔓に、近所の人々が気付き、


恐らくこの計画への関心が生まれる。








ところで、植物そのものも気になりますが、

昔の園芸ファンが残した図録もかなり気になります。

むしろ、美しい図録が残っているからこそ

過去の園芸文化が今の人々の心をとらえているのでしょう。








【計画2】


朝顔の花が終わり、種の採取ができたら、

それを特製肉筆種袋に入れて、近所の人々におすそ分けをする。

夏の終わりの心ばかりの雅な贈り物になればいいのですが。

さらに展望としては、この計画に関心を寄せてくれた人が

来年の夏、同じようにバルコニーで朝顔の栽培をして、

マンション全体が朝顔に包まれればなあと。


2 件のコメント:

  1. すばらしい取り組みですね。

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  2. facebook でもシェアさせていただきました。

    http://www.facebook.com/tomonaga.hideki/posts/357632347641130?notif_t=like

    返信削除

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