メカニズム
植物の水の蒸散作用によって、右下のプランター(実験画像参照)の水位が減ることによって、左下のプランターから水が右下のプランターの中に流れ込んでくる。これを使うことによって、左下のプランターに植えられている植物が作り出した微量な要素、マメ科であれば窒素や水中に溶け出してしまった土中の栄養素などを活動中の右下のプランターが使用することが出来るようになる。
そのシステムをプランターA→B→C→A‥‥‥と循環させていくことによって、植物が作る微量要素がほかの植物に与える影響関係と、通常のプランターであれば流れ出してしまう土中の栄養素が水耕栽培のシステムを使うことによってどれほど影響を与えるか比較栽培する。
実験画像
今後やることの予定
・装置を3個作り植える植物の順番を入れ替えその上で微量要素が影響を与えるか調べる。
・同じようなプランターだが水が抜けていくものを使い、それと上のプランターで生育にどのような影響があるか観察する。
課題と考えていること
・ある程度水は循環する仕組みになっているが、結局蒸散して減った水は自分が水をやらないといけないので、今後はそれをふくめたシステムを考えてみる。たとえば、水をためる場所を作り雨どいを使い雨水をためそこから自動で植物に水をあげるシステムなどがある。最初の目的として、水を動かすシステムを作るという事があったので、そこをどのように広げていくかを考える。今は出来るだけ電子系のものを使わずにすむものでという制約つきで考えてみたい(毛細管現象、気圧、水圧、蒸散作用、浸透圧、位置エネルギーなど)
・今回の装置は外と内という違いが明確にあるので、その差を使ったものを考えてみる。
・水を上に引き上げる装置を作ってみたいとも思っている、たとえば一階にいながら2階の植物に水をあげれる装置など、一箇所に水をあげると全体に水がいきわたる仕組みを考える。
・あまり関係ないかもしれないが人体のぜんどう運動の仕組みも面白いので何かに使えないか考えている膨らんでしぼんでその中で何かが動いていくようなものがある。
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