異なる生態系間の空気のやり取りを観測する装置を作る。
土壌の乾燥、湿潤、植物の種類になどで生態系に変化をつけてみる。
○植物の種類
キリンソウ、アイスプラント
:誘導型CAM型光合成を行う。環境の水分が多いときはC3型光合成、少ない時はCAM型光合成と自ら活動を調節をする。CAM型は蒸散量が少なくなる。
多肉植物
:CAM型光合成を行う。夜に気孔を開き、昼は気孔を閉じている。
チガヤ、エノコログサ、トウモロコシ
:C4型光合成を行う。乾燥に強く、強い光に応じて光合成速度も上昇する。
トマト、バジル、インゲン
:C3型光合成を行う。気温が高くなると補償点(光呼吸と光合成の速度が等しくなるCO2濃度の値)が高くなり、光合成の効率は下がる。
こういった植物を育て、時間や気候条件に応じて異なる生態系間での空気のやり取りを観察する。
装置がうまく作動しない時は湿度センサーなどを用いて人工的に空調を管理し、生態系と空気の調整関係を探ってみたい。
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